仕事ができない人の特徴|できる人とはココが違う

仕事が出来ないと悩んでいる人は多いです。それと同じぐらい仕事が出来ない部下に怒っている人も多いです。同じように教育を受けて、同じように就職をして、同じように仕事をしているのに、なぜ差が出てしまうのか?今回は仕事ができる人とできない人の特徴をポイント別にお伝えしたいと思います。
会社の目的を知っているか?
できる人は
自分が何をすれば、会社がどうなるのかをしっかり把握して仕事をしています。
結果的に上司にも認められ、仕事も上手くいきます。
できない人は
仕事をするという事が目的になっています。そういう人は「自分は頑張っている」と思っていますし、アピールもします。成果も出ないのに頑張っているだけでは、仕事をしているとは言えません。
整理整頓が出来ているか?
できる人は
机の上を片付ける意味での整理整頓ではなく、最短時間で仕事を終わらせるための整理整頓をしています。特にパソコンのフォルダー分けなどは自分が探しやすいように考えて配置しています。そういう準備に時間を使う事を惜しみません。
できない人は
ダラダラと意味のない整理整頓をしています。そして、円滑に仕事を進めるための整理ではなく、綺麗に見栄え良くすることだけを目的に行いますので、整理整頓後にかえって仕事の効率が落ちてしまいます。
優先順位と時間配分を考えているか?
できる人は
仕事の成果の大きいもの、急ぐ必要があることから順番に仕事の流れを組み立てています。また、生産性の低いことにダラダラと時間をかけず、ここ一番の大切な事に使う時間を残しています。
できない人は
目の前の仕事から順番に手を付けていきます。それが急ぎでもなく、生産性の低いものであっても時間をかけてやってしまいます。結果として一番大切な仕事に手が回らない、時間が足りず不十分な成果になってしまうという事になってしまう訳です。
同僚と上手くコミュニケーションを取っているか?
できる人は
仕事ができる人は、1人で仕事をせずに同僚を上手く連携しているものです。苦手なところ、分からないところは情報を貰い、逆に同僚が苦手な部分をフォローしてお互いに仕事の効率を高め合っています。
できない人は
全て自分で解決しようとしてしまいます。同僚に助けを求める事もありますが、ギブアンドテイクがきちんと出来ていないため、同僚は快く協力してくれる事がありません。結果として、時間がかかり、仕事の質も落ちてしまいます。
報告、連絡、相談が出来ているか?
できる人は
仕事ができる人は、上司や同僚に必ず「ホウレンソウ」をしています。自分の仕事の進捗や、抱えている問題点、顧客とのトラブル、仕事の優先度など様々のことを仲間に共有しています。そのため、万が一、大切なことが抜け落ちていても事前に上司から教えてもらえたり、なかなか進まない難しい案件に関してもアドバイスをもらえたりするわけです。
できない人は
単純に「ホウレンソウ」が出来ていません。ミスをしたり、忘れていて大ごとになってから上司や同僚の耳に入るため、自分の評価を下げてしまう事になってしまいます。仕事ができる人とできない人、どちらが取り組んでも成功しなかった案件であっても事前に困難であることを上司の耳に入れているのかどうかで、失敗した時の評価も大きく変わってきてしまいます。
オフの日の使い方がきちんと出来ているか?
できる人は
仕事ができる人は、良く「オン/オフ」がはっきりしているという事が言われますが、少し違います。オフの時に全く仕事の事を考えないのではなくて、頭の片隅に置いたまま休日を楽しんでします。パソコンで言うとスリープ状態にしているという事です。そのため、休み明けに(たとえ大型連休明けであっても)、いきなり全力で仕事をする事ができます。多くに人は休み明けはパフォーマンスが落ちますので、ここだけで大きな差がうまれてくるわけです。
できない人は
それに対して仕事のできない人は「オン/オフ」をはっきりさせ過ぎています。簡単に言うと、休みの日に完全に仕事の事を忘れ去ってしまいます。パソコンで言うとシャットダウンしている状態ですね。それこそ、急ぎの用事で顧客からメールが来ていても、休みの日は全く対応しません。休み明けにそれを知って慌てて処理するわけですが、それに追われて本来やるべき仕事が抜け落ちるなど、週の初めから仕事の組み立てが大きく狂ってくることになってしまいます。
まとめ:仕事ができる、できないは才能の差ではなく、要領の差
今回は仕事が出来ない人の特徴とできる人との違いについてお伝えしましたが、いかがだってでしょうか?仕事ができる人というのは、とにかく要領が良く、休日でも家でボーっとしている暇があれば大事な仕事を頭の中でシミュレーションしたり、逆に大事な仕事を控えている場合には無理に残業などせず、早く退勤して体と心の準備をしているものです。仕事の出来る人は、もともと頭が良かったり、体力があったりするのではなく、自分の高め方のコツを知っているという訳です。