パートを辞めたい理由と、言い出せない時に考えるべきシンプルな辞める理由

子育て世代のお母さん、少し子どもが大きくなって小学校に入学する頃になると、パートを始める方も多いです。結婚、出産前はフルタイムで仕事をしていた人、アルバイトを経て結婚を機に専業主婦になった人、それぞれ状況は違うと思いますが、いざ久しぶりに仕事を始めてみると、昔との労働環境の違いなど躓いてしまう事も多いみたいです。おまけに家事との両立となると、気晴らしに始めたパートがかえってストレスに繋がってしまい、辞めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回はパートを上手く辞める為の言い方や辞めたい理由についてお伝えしたいと思います。
辞めたい理由で多いのは?
それでは、まずパートを辞めたい理由で多いものを紹介したいと思います。
・人間関係
自分が年を取ってちょうど中間の年齢になっているという事もあり、若い人、ベテランのお局さんとの関係が上手くいかない事が多いです。若い人は価値観が違ったり、もちろん体力的にも、仕事を覚えるスピードにも差があり、どうしても責任者からの評価が変わってしまう事に苦痛を感じる事もしばしば。また、お局さんからすると、自分より若い新人という事で、性格の悪い人だと厳しい事を言ってくることも多いでしょう。
・体力的にキツイ
主婦がパートをすると家事との両立になってしまい、体力的にキツくなってしまうことも多いです。仕事だけではなく、家事もしないといけないとなると、慣れない環境で体調を崩してしまう事も多いようです。
・精神的にキツイ
精神的にキツくなってしまう事も多いです。昔であれば仕事の事だけを考えておけば良かったのですが、今は子どもの事、夫の事も考えないといけません。そういったことで、思ったよりもストレスがかかってしまい、体力が大丈夫でも、精神的に疲れてしまうという事があります。
辞める時にはどのように伝えれば良いのか?
パートと言っても仕事であることに変わりはありません。そのため辞めたいとなった時には上司や担当者に必ず伝えなければいけません。この項では辞める時にはどのように伝えると良いのかをお伝えしたいと思います。
・理由はシンプルに
理由は出来るだけシンプルにしましょう。「ああだ、こうだ」と辞めたり理由を述べても職場を否定しているようで良い心象は与えません。前述した理由の中から一つを選んでシンプルに伝える方が良いでしょう。
・辞める時期を明確に伝える
労働契約上で退職する際には30日前までに伝えるなどのルールが決められていることがあります。ただ、あくまでもルールであって、人手不足の職場では引き止められたり、逆に人が足りているのであれば、30日以内であっても辞めれたりします。辞めたい意思だけを伝えて、時期を明確に決めないとダラダラと働き続けることにもなりかねないので、「いつまで」というのを明確に取り決めるようにしましょう。
・できるだけ早く伝える
働き始めてすぐに辞めたいとなっても、「まだ1ヶ月だし・・・」という理由でダラダラと仕事を続けてしまう人も少なくありません。しかし、職場からすると給料を払いながら仕事を教えて、ある程度戦力として計算できるようになってから辞められるのが一番迷惑な話なのです。そのため、働き始めて環境が合わないと感じたら、すぐに辞める意思を伝える方が良いでしょう。日が浅ければ引き止められる可能性も低くなりますので、トラブルにもなりにくいです。
・特定の人物が原因の場合には上司に相談してみる
特定の人が辞めたい原因の際には、辞める旨を伝える前に、上司に相談しましょう。例えば、それが「パワハラ」や「いじめ」のようなことであれば、被害を受けているのは、あなただけではない可能性もあります。職場環境が特定の人物のせいで悪くなるのはパートやアルバイトの世界ではよくある事です。そこだけ改善されれば仕事を続けたいと思うのであれば、思い切って相談をしてみましょう。
まとめ:そもそもしんどい思いをして働く必要はない
主婦の方の中には家計の為にパートに出ているという人もいますが、意外と多いのが外で仕事をする事で気晴らしをしたいという理由で働きに出る事です。そのため、しんどいと感じたりストレスを感じたりしてしまうと簡単にやめたいという気持ちになってしまいます。ご主人がしっかりと働いて家計を支えている家庭ではわざわざ働く必要はないのです。
お母さんがイライラしていると、子どもにも良い影響がありませんし、子どもの事に全力で取り組めなくなりがちです。仕事が嫌で、金銭的に働く必要がないということであれば、無理をせず、パートを辞めるべきです。子どもの為に時間を使う方がよっぽど大事な事です。
家庭生活に悪影響が出そうであれば無理をせず、パートを辞めるという選択をするようにしてくださいね。